表参道とカリスマ美容師。
新月の日、私は髪を切った。
アンパンマンもびっくりの大きな丸顔をどうやって隠したらいいのか。
上戸彩が好きなパパが少しでも可愛いと思ってくれるような顔になるには整形しかないのか。
朝の貴重な時間は5分。娘を送り出してから5分で家を出るまでにセットするにはどうしたらいいのか。
上記の理由から、
・小顔に見せたい
・大人っぽく、且つ可愛く見せたい
・セットは秒で終わらせたい
こんな願い事を叶えてくれる美容師さんをずっと探して、美容室難民な私に
実際に小顔で可愛くて、同じように働くママであり、大切な友人である、はるなちゃんから紹介して頂いた
イケメンカリスマ美容師さんのもとを訪ねた。
https://beauty.hotpepper.jp/smartphone/slnH000252176/
お人形さんのように可愛らしく、全く嫌味のない、純度100パーセントのはるなちゃんが通う美容師さん。
しかもイケメンで、なかなか予約が出来ないカリスマ美容師さん。
話を頂いた時から
テンション上がりっぱなしで、
ウッキウキでこの日を迎えたはずだった。
だが、そこで待ち受けていた現実。
浮かれた私は表参道という街で
美しさとは厳しいものだと、痛感した。
表参道について、お店に向かって歩くと
私にはもはや理解不能なレベルのおしゃれでアートなお店が建ち並び、そこら辺を歩いている人たちがみんな雑誌の中の人みたいに綺麗で、めまいがした。
暖かい陽気にコートを脱いで歩いていたからか、この人寒くないのかな?って若干変な人を見るような視線が痛い。
逃げるようにお店に入ったら、
そこはやはり、私なんかが気安く入ってはいけないような言葉にできない緊張感に包まれた。
そこに居る美容師さんたち、アシスタントの方、全員が美男美女で、当然ながらオシャレで、キラキラして、眩しかった。
私なんかが入って来ちゃってごめんなさい。今すぐ北海道に帰りますと、喉のすぐそこまで言葉が上がっていた。
そんな時、
川崎様ですね、こちらにどうぞ!
きゃー!もう後には引けない、、、
もう、さらけ出すしかない!
と、簡単なアンケートを書いて案内された席に座る。
雑誌を置かせていただきますね!
と、目の前に置かれた雑誌には見たことのない外国人がいっぱい。
尋常じゃない小さい顔をしたモデルさんが
私を睨んでいるのか、微笑みかけているのかもわからなかった。
これでもかと言わんばかりに美しい鎖骨を見せている、いや、魅せている。
心拍数が上がりまくり、
場違い感溢れる私のもとに
カリスマ美容師である竹澤さんが、
なんとも爽やかな笑顔で
こんにちはー!竹澤です!よろしくお願いします!と、名刺を下さった。
あれ?
あれ?
めっちゃ、フレンドリーだべさー!と
一気に安心感が広がり
このあたりから、やっと普通に呼吸が出来たと思う。
ふにゃふにゃで、すぐにぺちゃんこになってしまう私のワガママな髪を触りながら、
ベストな施術を提案してくれた。
カラー、カット、トリートメントにして、
川崎さんの柔らかくてフワフワな感じの髪質を活かしましょう。ごめんなさい、一回提案しちゃったんですけど、パーマはやめましょう。パーマをかけなくても、元々の髪質でパーマをかけたような雰囲気にできます。
と、はっきり言ってくれて、
安心して涙がでそうになる。
竹澤さんに身を委ねた。
でもね、違った。
竹澤さんが全部を背負うんじゃなくて、
私自身が、なりたい私になる、その背中を押してくれたんだ。
私の髪質の良いところ、小顔に見えるポイント、髪の毛の乾かし方、品がある可愛いらしさを表すセットのやり方、、、、丁寧に教えてくれて、しかも分かりやすいし、簡単で短い時間で出来る内容だった。
これなら私でも出来る!
なんか自信が湧いてきた。
あんなにガチガチだった緊張感が気付けばリラックスに変わっていた。
あれ?なんか見える景色まで柔らかく見える。
こうして、私は、
小顔に見えて、大人可愛い雰囲気をだせる髪型を手に入れた。
これから毎朝、教えて貰った髪の毛の手入れやセットをするのが楽しみで仕方ない。
新月の日、
私は生まれ変わった新しい髪型と、
表参道という街に足を踏み入れたことで
自分の中にあった殻を破った。
いま、
とってもときめいている。
読むだけで小顔ヘアスタイルになれる竹澤さんのブログはこちら。
http://hair-kosuketakezawa.tokyo/hp/